2014年 08月 06日
客は神、とは言うが・・・
今日はチャイナからの家族連れがいて、日本の南部鉄器を3つも買っていた。
ここまでは神だが・・・「3つも買ったんだから割引してよ」と!
確かに合計金額は3万円くらいになったけど、シックなお店での買い物にしては、そんな高額じゃないよね?
うちの店だけでなく、パリのほとんどの店にそんなサービスないし、そもそも、たくさん買ったからと言って割引をねだれるような場所じゃないっしょ!
開いた口が塞がらず、唖然としていたら・・・「この店は免税にならないんだから、代わりに何かサービスしてよ」と!
いやいやいや、ここ市場じゃないんだから駆け引き自体ありえない!空港じゃないんだから、うちだけでなく普通は免税にならんぞ!
うちの店は高級店まではいかなくても、ルイ・ヴィトンを近所に持つパリでも有名なリッチエリアにあるシックな店なのだ。
こんなところでよくもそんなことを言えるな・・・恥をしれよ。
と心のなかでつぶやいていたら・・・「この3つの南部鉄器はフランス人の友人たちへのプレゼントだから、3人分それぞれにおまけをつけて」と追い打ち。
プレゼントなら尚更自分のお金で買えよ!うちは赤十字じゃないしタダでものを配ってるわけじゃないし。
世の中、ホントいろんな人がいるものだ。こういう人って自分たちのことを常識人って思ってるだろうね。
ちなみに、こんなことを言ってきたのは彼らが初めてではない。
前、ロシアからのおばさん客も似たような無理要求をしてきた。
自分を何かの女王に勘違いしてるんじゃないかな。
何万円くらいの買い物で、店を犬扱い。
うちは犬じゃないし、ボランティアで店を開いてるわけでもないから、欲しいもんはお金を出して買いなさい。
by sakura-lys
| 2014-08-06 06:38
| フランスの職場